路線価とは

7月1日、国税庁による1月1日時点の路線価が発表されました。そもそも路線価とは?まず、路線価には、相続税路線価と固定資産税路線価があります。今回(毎年のことだが・・・)発表されたのは相続税路線価。『ウィキペディア』で見ると、「路線価は、市街地的形態を形成する地域の路線に面する宅地の、1㎡当たりの評価額のこと」とある。深堀すると色んなことが考えられるが、一般的には、土地が上がっている下がっているを実感できれば良いのだろう。職業柄、全体的に下がっているはずでは?と思うが、路線価を実勢価格と比例させてしまったら、税金が取れなくなってしまう。路線価は国税庁、国税庁は国土交通省の地価公示価格を参考にしているらしい。地価公示は実勢価格を参照にするらしいが、どの程度把握しているのだろう・・・不動産取引が終了すると、国税庁か国土交通省から、実態調査のアンケートが届く。これを返信するか否かは任意だ。国土交通省は他に実勢価格を知る手段があるのかは分からないが、取引を終えた方は正確にアンケートに答えて欲しいと願う。

山形新聞キジクルより抜粋