法定外公共物

普段、皆さんが利用している道路や身の回りにある用排水路、湖沼、池沼などの公共物のうち、道路法、下水道法などの特別法によって管理の方法等が決められているものを法定公共物といいます。これに対して、道路法や河川法がてきようされないものを法定外公共物といいます。

さて、ご自身の前の道路はどうでしょうか?道路法で規定する道路の代表4種類は、高速道路、国道、都道府県道、市町村道です。要は、行政が管理整備する道路(道)です。こうしてみると、世の中にはそうでない道が沢山ありますね。道路法上の道(法定公共物)でない為、除雪が入らなかったり、整備されなかったり、デメリットと感じる部分もあるかもしれません。メリットとは言えないかもしれませんが、車通りがなく、場合によっては払い下げが認められ、自分のものにできる可能性があります。

郊外の不動産には特に良くあるものなので、目の前の道路がどのような管理体制の元に存在するものか、良く確認しておく必要があります。